tak66narw (tak66narw) wrote,

法務省、1人の死刑を執行

とを知り彼の様子が明らかに変わる。

「であろうな。規模は二千程度、本来なら大国の首都を攻める戦力では無いな」

イオの言葉はどこか哀れむようだった。彼が嘆息する。ベルダの言葉を肯定しながら、後半で不安を掻き立てている。

「何をしました?」calvin klein 店舗

王都に家族のいるウーディからすると寝耳に水とも言える事態だ。何があっても家族は戦火から遠ざけておきたい彼からするとあってはならない事が起きようとしている。

「術師か。何、頼もしい援軍がいるだけだ。私を圧倒し得るだけの戦力が同行してくれている」

「魔王軍ってびっくり箱?貴方みたいなのがそこら中に居たらヒューマンなんてとっくに全滅していそうだけど?」

響の皮肉。されど言葉には余裕は無い。

「勇者よ。それだけ私たちも必死なのだよ。さあ、幕引きにしよう。君達の健闘は忘れない。人の身でありながらたった五人で蜘蛛を退けて、全員が無事であるという実力は真であったよ。親友と二人で私も奴を退けたことはあるがその友は死なせてしまった。若気の至りと反省している」

『!?』

響の言葉にイオは答えを明言しない。ただこの戦いの終結を宣言する。そして、響たちが心の支えにしている災害の蜘蛛の撃退を彼女たちだけの経験でないことを伝え止めを刺そうとする。

効果はかなりあったようで、明らかな動揺が勇者のパーティに広がる。リミアへの伏兵と、蜘蛛撃退を示唆する言葉。これでリミアの勇者たちが揺らがない訳が無い。

(……とことん、私も甘い。十の努力をすれば必ず十の実になる。そう思ってやってきた。命、懸けてんのよ。百でも千でも、万でも!私はやるべきだった。やるべきだった!)

この圧倒的に不利な現状をどうするか。

イオを倒して王都を救う。流石に断言できた、絶対に無理だと。

足りない。絶対的に力が足りない。響からすれば、それは本来求めたはずの挫折。死力の先にある彼女の本願である。故に受容するかと言えば、答えは決まっている。否だ。

汗で頬をはじめ、顔に纏わり付く髪がただただ鬱陶しく感じる。自分という個が全力を尽くして敗北する。それは正しく響の願いだが、彼女はその先に気付きつつあった。

そう、勇者が敗北し失われるという現実の先。彼女、音無響が希望の象徴たる存在に他ならない事実の意味するもの。彼女の敗北は、もう響個人だけのものでは無くなっている。

時に戦場には負けることは許されない戦いがある。平和の国で育ち、どこか他の世界の争い事と思っていた響に現実が警鐘を鳴らし始めていた。今までの考え方ではいけない、と。
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だが、黒蜘蛛の時の比ではない敗北感が響を包む。一応、パーティ全体はまだ戦えるコンディションにある。それでも、勝てる気がしないという、心の方を折られつつあった。

『!!』

遠く。

彼方の場所で。

確かにリミアの王都があるその方向で。

膨大な魔力を撒き散らす金色の光が、天から雲を裂き地面を貫いた。

勿論遥か遠方の出来事。目で見ることは可能な現象だったが、光がどれほど魔力を持っていたかまでは、響達のいる場所からは測定できない。

ただ強烈な光の柱が立った。それは金色だった、というだけのこと。

しかし何かが起きたのだ。もう悪い方には転がりようの無い事態。響は、無理矢理にでも精神を高揚させる。

「あれは、何だ!?」

イオも、全く予測していなかった出来事が起きたらしい。これは、多少の期待は持てる。初めて聞く魔将の狼狽を響は心地よく聞いた。

「アレ、逆転の秘策だったりして。皆!もう少しだけ、悪足掻きしましょうか!!」

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